テーマ別学習 / 建物の基礎と地盤への荷重の伝え方
5問免除独立・布・べた・杭は、建物の荷重をどのように地盤へ伝えるかという視点で見分けます。
仕組みから理解する
1. 点・線・面で支える
独立基礎は柱の下などに個別に置く基礎、布基礎は壁等の下に連続して設ける基礎、べた基礎は底面全体の板状部分で支える基礎です。平面図で見ると、点・線・面の違いとして整理できます。
2. べた基礎でも万能ではない
べた基礎は広い面積に荷重を分散できるため、比較的小さい地耐力への対応に使われます。ただし非常に軟弱な地盤や深い支持層、沈下の条件によっては地盤改良や杭基礎等の検討が必要です。べた基礎なら地盤調査不要とはなりません。
3. 杭基礎と直接基礎
直接基礎は底面で地盤に荷重を伝えるのに対し、杭基礎は杭の先端や周面を通じて荷重を伝えます。支持地盤の位置、建物規模、不同沈下などを考慮して選定します。試験では基礎の名称と形状、適した条件を結び付けます。
並べて覚える比較表
| 論点 | 基本のルール | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 独立基礎 | 柱下などの個別の基礎 | 点で支えるイメージ |
| 布基礎 | 壁等の下に連続 | 線で支えるイメージ |
| べた基礎 | 底面全体の板状の基礎 | 面で荷重を分散 |
具体例を順番に解く
壁の下だけに連続する基礎と、建物底面全体を板にする基礎の名称は?
- 連続する線状の基礎は布基礎。
- 底面全体の面で支えるものはべた基礎。
- べた基礎の荷重分散と、地盤条件への適否を結び付ける。
ひっかけを見抜く:べた基礎を「地盤が強い場合しか使えない」「どんな軟弱地盤でも安全」と両極端に覚えない。
確認問題:条件を変えて解いてみよう
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