テーマ別学習 / 地形・地盤と液状化・土砂災害
5問免除地形の成り立ちから、どんな災害が起きやすいかを考えます。「比較的安全」と「危険がない」は違います。
仕組みから理解する
1. 液状化の条件
地下水位が高く、緩く堆積した砂質の地盤は、強い揺れにより液状化しやすい条件を持ちます。旧河道・埋立地・砂丘の縁辺部などは注意が必要です。砂丘全体が一律に同じ危険度という意味ではなく、地下水や微地形の違いを確認します。
2. 地形で災害の種類が違う
扇状地は山地から運ばれた土砂で形成され、谷の出口付近では土石流などへの注意が必要です。低地は浸水、斜面は崩壊など、地形と災害の組合せを整理します。台地・段丘も、その縁辺や造成部分まで無条件に安全とはいえません。
3. 地図は履歴も見る
現在の見た目が平らでも、埋立てや盛土、旧河道の履歴が隠れています。土地条件図や過去の地形図、ハザードマップを重ねる考え方が有効です。名称一つだけから、実際の敷地の安全性を断定しないようにします。
並べて覚える比較表
| 論点 | 基本のルール | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 液状化 | 緩い砂+高い地下水位+揺れ | 地形名だけで一律判断しない |
| 扇状地 | 土石流等に注意 | 谷出口・流路を確認 |
| 台地・段丘 | 低地より比較的良好な場合 | 縁辺・造成地の別リスクもある |
具体例を順番に解く
旧河道を埋めた平らな土地。平坦だから液状化のおそれはない?
- 現在の平坦さだけでなく、土地の形成履歴を確認する。
- 旧河道は緩い堆積物や地下水条件に注意が必要。
- 平坦だから可能性がないという断定はできない。
ひっかけを見抜く:「おそれがない」「必ず安全」という絶対表現を、地形の一般的傾向から導かない。
確認問題:条件を変えて解いてみよう
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